こんなリクエストいただきましたよ
こんにちは。最近悩みがあります。
それは、夢や目標、やりたいことが見つかるのに、それに対するモチベーションが保てないのです。
具体的に言うと、外国の大学院に留学して、英語教育を学びたいという目標を持ちました。
しかし、留学するためには、論文を書いたり、英語の勉強や、日々働いてお金を稼ぐだけの日々…。
夢や目標をもたれている方は分かると思うのですが、達成するためには結局は地道な作業をコツコツするしかなくて、とても面白くないのです。
生まれてきてこの方、未来に思いをよせては、実際には行動に移らないことがいつもです。
夢や目標のためにコツコツ地道に頑張っている方は、どのようにして頑張るモチベーションを保っているのでしょうか?
夢を達成した体験談などもお聞きできればと思います。
よろしくお願いします。
回答はラジオで。
DJチカよろしく〜
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第6回淡麗ラジオです。
モチベーションの保ち方、夢を達成した経験談をテーマに今回のラジオも始まりました。
まず最初に、夢とか目標とかいらないと思ってる、とちひろさん。
今回の質問くれた人は、自分のことがわかってないのかもしれない、と言う話から、超深掘りして話してくれました。
目標・目的が必要な人と不要な人
成功法則とか自己啓発本に、目的を明確にとか、目標を設定してそのために何するかブレイクダウンしてする行動を決めていくというようなことが書いてあることがあります。
その通りに実行しようとしても、モチベーションが保てないってことなんだと思うけど…
なんでそのやり方が間違っているかもしれないと疑ってみることをしないのかが不思議だというちひろさん。
そういう視点で見ると人間には2通りあって、
目標、目的が明確なときに力を発揮する人と、逆にそれを決められるとストレスになる人。
ちひろさんは後者で、目標なんていらないと本にも書きました。
人生の目標とか決められるのがイヤ。だって、そこから可能性が広がらないから。
目標を決めると力が発揮できないタイプの人がやるべきこと
目標は明確なのに力発揮できないタイプの人は、目の前のことに集中するのがオススメ。
今回質問をくれた人は目標に向かってステップアップしていくというのが苦手なんだだと思うけど、
逆にプロセスに応じて対応するというのが得意なんじゃないかな。
今の目標は、英語教育を学ぶことってこの人はいってるけど、
でも学ぶって手段でしかないから、自分をわかってないことにプラスして、目標の先に何があるかが見えてない。
その先が見えたら、「こんな存在でいたい、こういう自分でありたい」という人生のテーマが見えてくるし、
それに向かって目の前のことをすれば良いだけです。
こういう、【自分のあり方】を人生の目的や人生のテーマにするといいです。
例えば、「様々な人種の方とコミュニケーションをとって文化の橋渡しをしているわたし」とかね。
決めるのはあくまで、目的(テーマ)であって目標ではない。
英語の先生になるのが目標なんだとしたら、その先にあるどんな世界を作りたいか(=人生のテーマ)という部分がすごく大事。
人生のテーマを築くために、ほんとに英語の先生になることが必要なのか、を考えてみると良いと思います。
やる気・モチベーションを保つには?
モチベーションって動機付けのことだから、やる気とは別の話だとちひろさん。
例えば、この英語教育の先にどんな世界を描いてるのかわからないけど
英語を教えることで世界が広がる人たちに囲まれて仕事がしたいとか、なにかはあるはず。
そういう世界を築きたいと思いつづけることがモチベーション。
そこに向かうために、「今は英語教育を勉強したい」というのがモチベーションで、今日は過去問解く気になれないというのは、やる気の話。
モチベーションがなくなるときっていうのは、英語を教えることで世界が広がる人が周りにいるという世界に興味がなくなったとき。
仕事でも、ホームページ作ってくださいっていう依頼があって受けたとします。
納品は9月30日って言われたとしたら、「もうすでに9月29日やけど、今日はやる気でないから明日にしよう」とかって思わないでしょ?
モチベーションで仕事、勉強をしようと思ってる時点で甘い、と辛口でピシャリ。
やらなきゃしょうがないし、やるしかない。
覚悟がない人ほどモチベーションがどうたらという話をします。
モチベーションが保てない最大の理由
モチベーションが保てないってことは、やりたいことでも夢でも目標でもないってことなんじゃないかな。そこに気づいていないのかもしれない、とちひろさん。
コツコツいけないんだったら、自分が目標達成型の人間じゃないと気づくこと。
そしたらあとはやると決めたらやるだけ。
モチベーションのせいにせず、やることをやる。それだけです。
20代で「目標設定が合わない」と気づいた体験談
夢を達成した体験談っていうのはないけど、「こういう生き方したいな」って思ってた自分にはなれたかな、とちひろさん。
20代のころに弁護士になるという目標を持ったそう。
それに向かって何月何日に司法試験に合格するというゴールを定めて、
その日までのスケジュールにやることを落としてひたすらこなしていた…
そんな日々を送る中でどうなったかっていうと、
目は見えなくなるし耳は聞こえなくなるし、言葉も出なくなって…
目標設定してそれに向かってやることがあってない、とその時に気づいたそう。
気づくためには、とことんやることは必須。
そこに面白いからやるとかは関係なくて、やるって決めたからやるだけです。
目標を達成することに楽しさを見いだせる人だったら、
毎日それに近づいてる自分がわかるだけで楽しいから、このやり方はすごく合ってると思います。
ちひろさんは、会社で働いてた時も目標数値みたいなのがあって、それに対して行動するんだけど、目標数値を超えても楽しくなかった、と言います。
それよりも、目の前の仕事をもっとよくするにはどうしたらいいかということに向き合う方が楽しくて、そこに特化したら仕事がやりやすくなったそう。
自分がどっちのタイプか見極めることが大事
あなたが目標を掲げて力を発揮する人なのか、
目の前のことに集中する方が楽しくできる人なのかを見極めることは大事です。
ちひろさんは、「目の前のことに集中する」
これを繰り返してきたら、夢とか目標は特にないけど、
目標を立てて頑張ってたときより、楽に生きられるようになりました。
モチベーションは、自分の未来をイメージできればなくなることはありません。
英語教育を学ぶことははゴールじゃなくて、その先に何かがあるはずです。
学んでどうしたいかっていうところまで、考えてみてほしいなと思います。
モチベーションはそこをイメージできなくなったらなくなるけど、その世界にいくために必要なことなんだったらやるしかないからできるはず。
やるしかないんだったら、できるだけストレスなくやる工夫を考えてみると良い。ってことで今回のラジオはおしまい。
ラジオでは、その先の具体的な方法なんかもお話しましたよ。
詳細はラジオで!!
・目標が必要な人と不要な人
・目標を決めると力が発揮できないタイプの人がやるべきこと
・やる気・モチベーションを保つには?
・モチベーションが保てない最大の理由
・ちひろが気づいた、「目標設定が合わない」経験談 ・ストレスなく行動する(やりつづける)ための工夫
今日の淡麗な一言
目標あるとやる気が出るとは限らない。
己を見極めよ。
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